4 教育情報の収集・提供システムの構築

1 研究主題
2 研究の目的
3 研究の概要
4 アンケート調査
5 アンケート結果
6 香川大学との合同研究発表会(2/20)の報告 
4/15 掲載
 
○ システム構築の基本的な考え方
○ システム構築の基本的な考え方  不登校の問題が教育の大きな課題として認識されて以来,行政や学校は,スクールカウンセラーの配置や家庭訪問指導等,様々な取り組みを行ってきた。それらの取り組みにより,平成14年度には不登校児童生徒の数は小学校,中学校ともに減少し,全生徒数に占める割合も低下するなど,一定の成果を上げてきたといえる。しかし,不登校児童生徒の数は依然として13万人を越え,状況も複雑かつ多様化していることもあり,一層の取り組みの工夫が求められている。
 こうした状況を踏まえ,平成15年3月に不登校問題に関する調査研究協力者会議が出した「今後の不登校への対応の在り方について」のなかでは,「連携ネットワークによる支援」や「働きかけることや関わりを持つことの重要性」を不登校に対する基本的な考え方として示している。
 学校復帰のために県や市・町教育委員会が設置した適応指導教室は,学校が連携する関係各機関のなかでも,まず一番の連携先として挙げられるのではないかと考えるが,不登校児童生徒が適応指導教室に通級する割合は全国平均で1割にとどまっている。しかし,不登校の児童生徒の居場所として,あるいは支援の場所として,適応指導教室は今後,ますます大きな役割を果たすことが求められており,その実践事例からは学校が学ぶ点が多くあるのではないかと考える。
 そこで,当教育センターは,香川大学教育学部附属実践総合教育センターと,2か年にわたって「学校と適応指導教室との望ましい連携の在り方」に関する共同研究に取り組むことにした。本研究の目的は,学校と適応指導教室における不登校児童生徒への対応の実態及び意識を探り,その結果をもとに,望ましい連携の在り方について実践的な知見を得ることにある。
 不登校児童生徒を支援する我々にとって,共通の願いは,不登校児童生徒が学校復帰したり,居場所を見つけたりすることだけではなく,「児童生徒が自ら将来の展望が抱けるようになること」,「個別に何らかの形で成長の跡が感じられること」である。そのための望ましい連携でありたいと考える。
○ システム構築の基本的な考え方 (1) 1年次(平成15年度)
 @ 本県における不登校児童生徒への支援の現状と課題を明らかにするために,アンケート調査を実施する。
 A 調査結果をもとに,学校と適応指導教室との連携の在り方について考察を加える。

(2) 2年次(平成16年度)

 @ 1年次の研究をもとに,学校と適応指導教室との連携モデルを検討する。
 A 県内の小・中学校と適応指導教室に協力をお願いし,連携の在り方を実践的に検証する。
○ システム構築の基本的な考え方 「不登校児童生徒への対応に関するアンケート調査」から

(1) 調査の目的
 不登校児童生徒への対応の実態及び課題を把握するためにアンケート調査を行い,今後の不登校対策の充実に資することを目的とする。

(2) 調査の内容と方法

 @ 調査内容
 ア 学校用アンケートは,不登校児童生徒への支援,適応指導教室との連携,支援の結果等に関する項目を調査する。
 イ 適応指導教室用アンケートは,運営について,子どもの実態,学校との連携,支援の結果等に関する項目を調査する。
 本調査では,不登校の定義を学校基本調査と同様とした。ただし,欠席日数については30日にこだわらず,たとえ30日以下であっても,不登校傾向にあると考えられる児童生徒については,不登校に含めて考えることにした。
 A 調査方法
   各学校及び適応指導教室に調査用紙を配布し,平成15年7月14日から8月25日までの間に郵送にて回答するよう依頼した。なお,小・中学校においては回答者に記名を求めた。

(3) 調査の対象
 県内の国・公立小学校(分校を除く),中学校(県立を含む),適応指導教室のすべてを調査対象とした。その内訳及び回収率は以下のとおりである。
 結果の集計に当たっては,無回答や回答方法に誤りがあるものは,有効回答に含めず集計した。
○ システム構築の基本的な考え方
 ■ アンケート調査結果について PDF 6KB
 ■ 「不登校への対応に関するアンケート調査」集計結果 PDF 98KB
 ■ 「不登校への対応に関するアンケート調査」集計結果(適応指導教室) PDF 71KB
 ■ 適応指導教室の所在地 PDF 88KB

○ システム構築の基本的な考え方
 ■ シンポジウム「学校と適応指導教室をつなぐもの」 PDF 19KB
 ■ 講演「不登校にどのように対応するか」 PDF 15KB
   国立政策研究所生徒指導研究センター
   総括研究官 森嶋 昭伸 先生
 ■ 発表会の様子(トピックス2月24日号より)

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