調査研究2 (学習指導) 

1 研究主題  基礎・基本の定着を図る少人数指導の在り方に関する研究
2 研究のねらい  新学習指導要領は,各教科の指導内容の厳選に伴い,最低基準としての性格をもつようになった。したがって,すべての児童生徒が基礎・基本を確実に身に付け,将来の社会に生きて働く力となる「生きる力」を培うことが求められており,すべての児童生徒が,じっくりと学習に取り組み,問題を解決し分かる喜びを実感する学習が必要とされている。           
 こうしたなか,県教育委員会は,国の教職員配置改善計画の活用及び県費教員の配置によって,平成13年度から5年間,年次計画を行い,全国に先駆けて国の水準を上回る教員の増配置をし,「香川型」指導体制をスタートさせている。これは,各学校においてすべての子どもたちに分かる授業を通して,学ぶ楽しさを味わわせ,基礎・基本の確実な定着を図る指導を目指すとともに,子どもたちの個性や能力に応じた指導の充実を目指すものである。その中核となっているものが小・中学校における基本3教科についての少人数指導によるきめ細かな指導の充実である。
 そこで,本研究では,本県において少人数指導が実施教科とされている小学校国語・算数・理科,中学校数学・理科・英語を取り上げ,各学校が少人数指導を実施する際の参考に供することを目的として理論と実践の両面から少人数指導の在り方を探る。その際,本教育センターが平成13年度に作成した基礎・基本分析表を活用し,基礎・基本の定着状況を把握するとともに,少人数指導の効果や課題に考察を加える。
3 研究の概要 ○少人数指導についての基本的な考え方を明らかにし,少人数指導の効果を上げるための指導の工夫や運営方法等を明確にする。

○各教科の基礎・基本の定着を図るための効果的な学習集団の編成方法や指導方法について検討し,指導計画を立案し,少人数指導の授業実践を行う。

○少人数指導の効果を基礎・基本の定着状況などから把握し,各教科における望ましい少人数指導の在り方について考察する。

基礎・基本分析表(平成13年度) 

基礎・基本の定着を図る指導事例(平成13年度)